シミ(肝斑)治療
美容皮膚科
肝斑とは・こんな状態に
「肝斑(かんぱん)」は、特に30代以降の女性に多く出現し、頬・額・口元に左右対称かつぼんやりとした薄茶色のシミとして現れることが多い症状です。
原因としては、ホルモンバランスの乱れ、紫外線、皮膚摩擦(洗顔・メイク時)などが挙げられます。
当院 では、内科視点+美容治療の観点を融合し、肝斑を含むシミのお悩みに対して「内服療法+スキンケア指導」で対応しています。
こんな方におすすめ
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頬・額・口まわりに 左右対称の薄茶色のシミが出てきた
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市販の美白化粧品や日焼け止めを使っても改善が感じられない
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洗顔・メイク時の刺激が気になる(こすりすぎ・摩擦)
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紫外線対策をしているにもかかわらず、くすみ・シミが目立つ
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内科的な健康管理(高血圧・糖尿病・腎機能など)も気になる
当院の治療内容
内服療法
当院で基本となるのは内服薬による治療です。
トラネキサム酸錠(250 mg/1錠) メラニン生成を促す酵素作用を抑え、炎症を軽減します。
シナール配合錠 ビタミンCを中心に抗酸化作用を持ち、肌の明るさ・ハリの改善を目指します。
例:1日3錠30日分処方で「初診総計 4,250円(税込)」/「再診総計 3,050円(税込)」という料金設定をご案内しています。
スキンケア・生活習慣指導
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洗顔・メイク時の皮膚摩擦・刺激を避ける方法を丁寧に指導します。
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紫外線対策(UVケア)、保湿、規則正しい生活習慣の維持をサポート。
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必要に応じて、美白目的の補助療法や点滴(美容点滴)との併用もご案内可能です。
オンライン+自由診療対応
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初診・再診と もに オンライン診療にも対応しています。
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自由診療(内服薬・美容目的)としての対応で、保険適用外となるため、明確な料金・説明体制を整えています。
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当院はレーザー治療など「皮膚科専門クリニックが実施する高出力施術」は行っておらず、内服+スキンケア指導を中心としています。
治療を始める前に知っておきたいこと
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効果には 個人差が大きく、継続が鍵です。
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内服薬には副作用の可能性があります:
トラネキサム酸錠:過敏症(そう痒・発疹)、消化器症状など。経口避妊薬(ピル)併用や血栓症リスクがある病気の方は医師に必ずご相談ください。
シナール配合錠:胃の不快感・吐き気・下痢などのリスクあり。また、尿・便中の潜血検査に影響を及ぼす可能性があります。
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肝斑をレーザー照射で誤って処置すると 悪化リスク があるとする報告もあります。
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治療開始前には、既往症・薬歴・生活習慣・検査値などの確認が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q. 保険適用ですか?
A. 当院の肝斑治療は自由診療(自費)扱いです。料金・処方内容ともに保険適用ではありません。
Q. シミと肝斑はどう違うのですか?
A. シミ(老人性色素斑)は輪郭が明瞭で紫外線が直接の原因になることが多く、肝斑はぼんやりで左右対称・ホルモンバランスや摩擦も原因とされます。
Q. どれくらいで効果が出ますか?
A. 内服+スキンケアから始めて、数ヶ月~継続使用が効果の目安です。1回の診療で直ちに消えるものではありません。
Q. レーザー治療も可能ですか?
A. 当院ではレーザー照射などの美容皮膚科機器を使った施術は行なっておりません。必要な場合は専門クリニックをご紹介します。